老後の住まいはマンションか戸建てか⁈メリット・デメリットで比較

こんにちは!アラセンハウスです。

今回は「老後の住まいは”マンション”か”戸建て”か」について解説していきます。

結論として、マンションか戸建てどちらを選ぶかは、その人のライフスタイルによって異なります。選ぶ際には、それぞれのメリット・デメリットを把握することが重要です。

この記事では、老後の住み替えを成功させるポイントや検討するタイミングも解説していくので、老後の住まい選びで悩んでいる人は、ぜひこの記事を最後までお読みください!

【この記事でわかること】

● 老後の住み替えにマンションを選ぶメリット・デメリット
● 老後の住まいに戸建てを選ぶメリット・デメリット
● 老後の住み替えを成功させるポイント
● 老後に住み替えを検討するタイミング

老後の住み替えにマンションを選ぶメリット

ここでは、老後の住まいにマンションを選ぶメリットについて解説します。

  • セキュリティが万全である
  • 立地の利便性が良い
  • メンテナンスの負担が少ない

3つのメリットを順番に見ていきましょう。

1.セキュリティが万全である

マンションは戸建てと比較して、セキュリティ面で優れているといえます。

多くのマンションには、オートロックや防犯カメラが設置されており、24時間体制の管理人が在中している場合もあります。不審者の侵入を防ぎやすく、住居内での安全が確保されるでしょう。

特に、高齢になると身の安全は非常に重要です。万全なセキュリティ設備があることは、大きな安心材料になります。

2.立地の利便性が良い

多くのマンションは、交通の便が良い場所に位置しています。

駅近のマンションでは、電車やバスといった公共交通機関を利用しやすく、日常の買い物や病院へのアクセスも便利です。

また、商業施設やレストラン、公園などが近くにあることも多く、生活の質を高められます。

利便性の良い立地に住むことで、高齢になると移動範囲が狭くなりがちになっても不便を感じにくいといえます。

3.メンテナンスの負担が少ない

マンションは、メンテナンスの負担が少ないのも大きなメリットです。

戸建ての場合、屋根の修理や外壁の塗り替え、庭の手入れなど、定期的に必要となるメンテナンス作業が多く発生します。しかし、マンションの場合は建物の大部分のメンテナンスは管理組合が行ってくれるため、個人の負担は大幅に軽減されます。

高齢になって体力が落ちたときでも、住環境を快適に保てるでしょう。また、予期せぬ修繕費用に悩まされることが少なく、資金計画も立てやすくなります。

老後の住み替えにマンションを選ぶデメリット

ここでは、老後の住まいにマンションを選ぶデメリットについて解説します。

  • 隣人の騒音が気になる場合がある
  • 管理費や修繕積立金などの費用がかかる
  • 居住階選びに注意が必要

3つのデメリットを順番に見ていきましょう。

1.隣人の騒音が気になる場合がある

マンションは多くの家庭が1つの建物内に密集して生活しているため、直接響く隣人の生活音が気になるでしょう。

特に、壁や床が薄い場合、上階の足音や隣室の話し声、テレビの音などが気になることがあります。静かな環境で過ごしたいと考える高齢者にとっては、生活音がストレスになることも少なくありません。

2.管理費や修繕積立金などの費用がかかる

マンションの所有者は、管理費や修繕積立金といった定期的な費用を支払う必要があります。

管理費や修繕積立金は、マンションの共有部分の維持・管理を行う費用や、将来的に大規模な修繕を行うことに備えるお金です。戸建て住宅には通常発生しません。

管理費や修繕積立金は長期的に見ると大きな金額になる場合があるため、特に年金など、定年後の固定収入に依存して生活する場合、負担が重く感じることもあります。

3.居住階選びに注意が必要

マンションでは、居住階選びに注意が必要です。居住する階によって日照量や眺望、災害時のリスクが大きく異なります。

高層階では眺望が良く日照も十分に得られますが、地震や火災の際に階段での避難が困難になるリスクがあります。特に高齢になると、階段の昇降が困難になるでしょう。

逆に低層階では避難が容易である一方、視界が遮られることや、街の騒音に直接さらされやすいこともデメリットといえます。

老後の住まいに戸建てを選ぶメリット

ここでは、老後の住まいに戸建てを選ぶメリットについて解説します。

  • 資産として家族に残せる
  • バリアフリーを意識したリフォームができる
  • 老後の生活で趣味を楽しみやすい

3つのメリットを順番に見ていきましょう。

1.資産として家族に残せる

戸建ては、将来的に家族に資産として残すことが可能です。

土地や建物は、適切に維持されていれば数十年経っても価値が減少することは少ないといえます。また相続の際には、子や孫が住む家として直接利用することも可能です。

戸建てを選択することで、将来的に起こり得る、子や孫の住宅問題を解決できるでしょう。

2.バリアフリーを意識したリフォームができる

戸建ては、建物の構造や間取りの変更が比較的自由に行えるため、高齢者に優しいバリアフリー設計へ改修しやすい特徴があります。

例えば、以下のようなリフォームが可能です。

  • 床の段差をなくして車椅子が移動しやすくする
  • 滑りにくい床材へ変更する
  • 手すりを設置する
  • トイレや浴室のアクセスを改善する

リフォームによって、安全で使いやすい住環境を作ることが可能です。老後も健康で活動的な生活を送れるでしょう。

3.老後の生活で趣味を楽しみやすい

戸建て住宅は、屋内外で趣味のスペースを作りやすい利点があります。

庭があれば、ガーデニングや家庭菜園を始められ、自然との触れ合いを楽しめるでしょう。精神的に満たされることで、健康の維持にも良い影響が期待できます。

また部屋の1つを工房や書斎、音楽室など、趣味に特化した空間にすることも可能です。自宅で気軽に趣味を楽しめることで、老後を充実させられるでしょう。

老後の住まいに戸建てを選ぶデメリット

ここでは、老後の住まいに戸建てを選ぶデメリットについて解説していきます。

  • セキュリティ性が低い
  • 掃除やメンテナンスの負担が大きい
  • 売却・相続が困難になる

それぞれのデメリットを順番に見ていきましょう。

1.セキュリティ性が低い

戸建て住宅は、マンションに比べてセキュリティ面に不安が残る点があります。戸建ては、周囲が開けているため、侵入者が入りやすい環境になりがちです。

また、セキュリティシステムが個別に設置されている場合でも、マンションのように複数のセキュリティ設備がない場合がほとんどです。1つのセキュリティを突破されるとすぐに室内に侵入されるリスクがあります。

1人で住む高齢者にとっては、安全面での不安が大きいといえます。

2.掃除やメンテナンスの負担が大きい

戸建て住宅では、屋根や外壁、庭などの維持管理に多くの手間とコストがかかります。

特に老後になると、維持管理を自分で行うのが難しくなり、専門業者に依頼する必要が生じるため、経済的負担が増加します。

また、庭の草刈りや清掃などの日常的なメンテナンスは高齢者にとって大きな負担となるでしょう。

3.売却・相続が困難になる

戸建て住宅の売却や相続は、マンションと比べてプロセスが複雑で時間がかかることが多くあります。特に地価が低迷している地域では、売却を希望しても買主が見つかりにくいでしょう。

また相続する際に複数の相続人がいる場合、物理的に分割することが困難であるため、相続人間での意見の対立が生じやすいといえます。

売却・相続をどう捉えるかは、老後の安定した生活を計画する上で重要です。

老後の住み替えを成功させるポイント

ここでは、老後の住み替えを成功させるポイントを5つ解説していきます。

  • 余裕を持った資金計画を立てる
  • 住宅ローンは返済期間に注意する
  • ライフスタイルを考慮して賃貸か購入か判断する
  • 立地は利便性や周辺環境を意識して決める
  • 間取りは暮らしやすさを考慮する

順番に見ていきましょう。

1.余裕を持った資金計画を立てる

老後の住み替えを検討する際には、現在の貯蓄だけでなく将来の収入と支出も見積もり、余裕を持った資金計画を立てることが重要です。

老後は何らかの病気に罹って入院することになるリスクも高まります。また、自然災害などで住宅が被害を受けた際には修繕する必要があります。予期せぬ医療費やメンテナンス費用も想定し、金銭的に余裕を持って生活できるように計画をしましょう。

資金計画を立てる段階で、専門家のアドバイスを求めることをおすすめします。

2.住宅ローンは返済期間に注意する

住宅ローンを利用して住み替えを行う場合、返済期間に特に注意が必要です。

老後に入ると収入が減少する可能性が高いため、ローンの返済が経済的な負担とならないよう、短期間で完済できる計画を立てることが望ましいといえます。返済期間が長引くと、利息負担も増え、経済的な自由がなくなってしまうリスクがあります。

3.ライフスタイルを考慮して賃貸か購入か判断する

最終的な住み替えの形態を選ぶ際は、自身のライフスタイルを深く考慮することが重要です。

賃貸住宅のメリットには以下の3つがあります。

  • 初期費用が少ない
  • メンテナンスの負担が少ない
  • 住み替えの自由度が高い

一方で持ち家のメリットには、以下が挙げられます。

  • 資産価値が保たれる
  • 自由にリフォームできる
  • 住宅購入費を払い終われば住居費はかからない

ただし、持ち家はメンテナンス費用や固定資産税などの追加コストが発生することも念頭に置く必要があります。

賃貸か購入かはそれぞれのメリットを考慮しながら、ライフスタイルに合ったほうを選択することをおすすめします。

4.立地は利便性や周辺環境を意識して決める

立地を選ぶ際は、その地域の利便性や周辺環境を十分に考慮することが重要です。具体的には、日常生活で必要な施設が近くにあるかどうかをチェックしましょう。

例えば、スーパーマーケットや病院、公共交通機関のアクセスが良い場所は、高齢になっても生活しやすいといえます。

また、静かで安全な環境を選ぶことも大切です。騒がしい大通りから離れた場所や、治安の良い地域を選ぶことで、心地良く過ごせる空間を確保できます。公園が近くにある場所など、自然に触れられる環境が近くにあることも、老後の生活の質を高める重要な要素の1つです。

5.間取りは暮らしやすさを考慮する

間取りを選ぶ際は、将来的にも暮らしやすいように設計することが重要です。特に、バリアフリー設計や、生活動線を考慮した間取りを検討することで、高齢になっても快適に生活できるでしょう。例えば、以下の仕様をおすすめします。

  • 段差を少なくする
  • 廊下を広くする
  • 浴室に手すりを設置する

また、家事や日常の動作を楽にするための工夫も大切です。キッチンや洗面所などの水周りは、使いやすさを考えた設計にすることで、日々のストレスを減らせます。

収納スペースも十分に確保することで、家の中を整理整頓しやすくなり、清潔な環境を維持できます。

老後に住み替えを検討するタイミング

ここでは、老後に住み替えを検討するのに適したタイミングを3つ解説していきます。

  • 子供が独立して夫婦2人暮らしになったとき
  • 定年退職後の収支が大きく変わったとき
  • 大規模なリフォームが必要になったとき

順番に詳しく見ていきましょう。

1.子供が独立して夫婦2人暮らしになったとき

子供が独立し、家庭の構成が夫婦2人だけになると、それまでの住環境が広すぎると感じることがあります。

大きな家は掃除や維持に手間がかかり、無駄に広いスペースがあるため余計な光熱費もかかります。そのため、大きさが小さく管理がしやすい住まいに移るほうが合理的です。

また、子供が独立したタイミングで住み替えることで、新たな生活スタイルに合った住環境を選ぶことが可能です。老後の生活をより充実させられるでしょう。

2.定年退職後の収支が大きく変わったとき

定年退職を迎えると収入が減少する人が多い一方で、時間を活用できるようになります。収入が大きく変化すると、支出に占める住居費の割合も大きく変化するため、住み替えを検討する良い機会です。

収入が少なくなったことを理由に、より維持費の少ない住まいや、生活費のかからない地域への移住を考えると良いでしょう。また、退職後のライフスタイルに合わせて、趣味や社会活動に便利な場所を選ぶことも重要です。

3.大規模なリフォームが必要になったとき

住んでいる家が老朽化し大規模なリフォームが必要になった場合も、住み替えを考えるべきタイミングです。

リフォームには多額の費用がかかります。それに見合うだけの期間住み続けることが難しい場合は、新しい住まいを探したほうが合理的といえます。

特に高齢になると、必要性が高まるバリアフリー化などを新たに実施するより、最初から条件を満たしている住まいに移るほうが、時間的にも金銭的にも効率的でしょう。

老後に戸建てを検討するならアラセンハウスがおすすめ

老後に戸建てを検討するなら、アラセンハウスがおすすめです。

アラセンハウスは熊本県を中心に注文住宅を取り扱っています。「価格以上の価値ある家を、わかりやすいシステムで。」というコンセプトで誕生した、性能とデザインを高次元で実現した住宅シリーズです。アラセンハウスの省エネ住宅は全棟標準で高断熱・省エネ・創エネを実現しており、ZEHを超える省エネ住宅です。

また、住まいの総合保証制度や、サポートデスクの体制も整っています。住まいの総合保証制度として、以下が挙げられます。

  • 10年保証の住宅かし保険(住宅瑕疵担保責任保険)
  • 20年保証の地盤保証制度
  • 10年保証のシロアリ保証
  • 5年保証の住宅短期保証(住宅メンテナンス保証)

※参考:住まいの総合保証・サポートデスク|CONCEPT|熊本・福岡の注文住宅なら「アラセンハウス」

他にもオプションとして、10年保証の住宅設備(修理サービス制度[住宅設備保証])もあります。さらにサポートデスクは、住宅内で起こるあらゆるトラブルの一次対応に24時間駆けつけます。

老後では対応がさらに困難になるトラブルに、いつでも対応できるサポートデスクを設置しているアラセンハウスで、老後の生活の悩みを減らしましょう。

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老後の住まい選びにおいて重要なことは、立地選びでは日常生活の利便性や安全な環境を優先すること、間取りでは将来的な暮らしやすさやバリアフリーを考慮することです。

また、賃貸と持ち家はそれぞれメリットとデメリットがあります。個々のライフスタイルや将来のライフプランに応じて選択することが重要です。

アラセンハウスは、「バリュープライス住宅」で“お客様の創造を超える家づくり”を提案しています。家づくりは人生に数回しかないからこそ、アラセンハウスはプロセスとわかりやすさを大切にしています。

家づくりの専門スタッフがライフスタイルに応じたプランを提案するだけではなく、土地や資金計画のことまで丁寧に対応します。価格以上に価値ある家に住みたい方は、ぜひ一度お近くのモデルハウスにお立ち寄りください。

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