耐震等級3・住宅性能
建築基準法を超える最高等級の耐震性で安心。

アラセンハウスは全棟標準搭載
「耐震等級3」は、最高等級・建築基準法の1.5倍の耐震性

01.基礎を強くする
基礎は、建物にかかる力を地面に伝える重要な部位です。上にのる軸組みがしっかりしていても基礎が脆弱な建物は壊れてしまいます。
基礎の補強 | 鉄筋 D13@200 |
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02.床と屋根を強くする
耐震設計上、床や屋根の強さは壁を強くするのと同様に重要です。たとえば吹き抜けを設けた場合で、床に必要な強さが足りていない時は、地震の際に床が大きく変形する可能性があります。
床に必要な強度 | 吹き抜け・屋根部分に火打ちの設置 |
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03.床と屋根を強くする
壁、床、屋根の強さを発揮するためには、これらが取り付く柱、梁の接合部を金物で補強することが大切です。
柱の接合部 | 耐震等級1、3ともに柱接合部の必要強度を算出して適正な強度の金物を配置します。 |
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04.壁を強くする
耐震性を高めるためには、筋かい等の耐力壁の量の確保が最も大切です。耐震等級1と耐震等級3では必要となる耐力壁の量が大きく違います。
必要耐力壁の量 | 筋違い 1.5倍 |
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壁のバランス | 耐震等級1、3ともに壁の配置のバランスが良いことを確認します。 |

05.梁を強くする
梁には、人やたくさんの家具、さらには屋根に降り積もる雪や太陽光パネルなどの荷重がかかるため、必要な強さの梁の大きさが求められます。
梁を強くする

住宅性能は「省令準耐火」が標準仕様
省令準耐火とは?
- 隣家などから火をもらわない
- 火災が発生しても部屋から火を出さない
- 万が一部屋から火が出ても延焼を遅らせる
という3つの考えに基づいた対策が施され、万が一の火災時にも避難時間を十分に確保できる性能を持っていると公的に認められた構造です。
火災保険料の料率の違い

火災保険の試算例
省令準耐火にすることで火災保険の支払の優遇があります。 初期費用はかかりますが、その後の支払額は通常より大幅に安くすることができます。この火災保険料の違いがあることを知ったうえで工法選択をするのが望ましいでしょう。

住宅性能表示制度
住宅性能表示制度とは国土交通大臣の登録住宅性能評価機関が、法律に基づき住宅の性能を客観的に等級で評価し、良質な住宅を安心して建てるためにつくられた制度です。
住宅性能表示 | 等級(数値) | 評価内容 |
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耐震等級(仕様) |
等級3 ※当社基準による |
構造躯体の倒壊等防止:数100年に1度発生する震度6~7に耐えるつくりです。建築基準法の範囲内です。 構造躯体の損傷等防止:数10年に1度発生する震度5強以下(関東では30年以内に100%の確率で震度6~7、熊本では高くても26%~6%以下の確率で発生)で著しい損傷をしないつくりです。
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耐風等級 |
等級2 |
極めてまれに(500年に1度)発生する暴風による力に対して倒壊・崩壊せず、まれに(50年1度)発生する暴風による力に対して損傷を生じない程度です。建築基準法の範囲内です。 |
一次エネルギー 等級 |
等級5 |
冷暖房や給湯などの設備機器も含めた、建物全体の省エネルギー性能を評価する基準です。
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断熱等性能等級 |
等級4 |
断熱性能を示す数値としてUA値(外皮平均熱貫流値)があります。この値が小さいほど断熱性能が高いことになります。アラセンハウスでは0.56以下W/㎡となり、東北地域の0.75W/㎡より下回っています。
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低炭素住宅 |
ー |
低炭素建築物とは、二酸化炭素の排出を抑制するための基準を満たした建築物です。
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C値 (気密性能値) |
1.0(㎠/㎡) ※目安となります |
C値(相当隙間面積)とは、家の延床面積に対する「隙間」の割合を示す数値です。この値がゼロに近いほど建物の隙間が少なく、気密性能が優れていることになります。北海道や東北地方では気密性能に対する要求が高く、これらの地域ではC値2.0㎠/㎡以下が気密住宅とされています。アラセンハウスのC値平均は1.0㎠/㎡となり、寒冷地の基準を上回る数値が機密性能の高さを証明しています。 |
感知警報装置 設置等級 |
等級2 |
火災早期の感知のしやすさ、すべての台所及び居室で発生した火災を早期に感知するための装置設置等級(これとは別に住宅火災報知機の設置義務がある)です。この等級は主にマンションに適用する等級となります。等級4にするためにはRC造でない限り不可能です。 |